鳥の巣釣り場通信(2019-16)

=夏をあきらめない・・!?=

みなさんこんにちは。平素は鳥の巣釣り場をご利用いただき有難うございます。

強い台風15号が関東を直撃し、大きな災害を残しました。通常、関東を襲う台風は既に西日本上陸後、若しくは水温の低い海域を進んで勢力の落ちた熱帯低気圧寸前のものが多く、関東圏は台風に関して比較的安心な土地柄というのが私のイメージです。今回は発生域から水温の高い最短コースをハイスピードで移動したため勢力が衰えなかったのです。台風慣れしているはずの伊豆諸島にも大きな傷跡を残しています。台風は高気圧の縁に沿って移動します。日本を覆っていた太平洋高気圧の勢力が徐々に衰えてくるのに伴って、日本への台風の道が開きます。従って、今しばらく油断ができません。

釣り場の水温はほぼ26~29℃の間を乱高下していますが、全般的にはやや低下傾向にあると見做されます。海水の透明度が高い日も多く、「ハリスに対する魚の視認能力が上がって釣りには厳しい!」という声も漏れ聴こえます。魚との知恵の絞りあい、我慢できないグルメ餌を用意するとか・・、一工夫が要るというわけですね。

9月前半のチヌ類の釣果は1.5尾(一人当たり)でした。チヌハンターに限れば数匹の獲物をゲットできているはずです。アイゴは「群れが見えてもなかなか喰いつかない!」ということで、10尾を越えるのは至難です。その他、目に付く魚種はアジ類(青、赤、メッキ)、シオ、チャリコ、偶にハタ類幼魚といったところ。「シオは小型のアジがあればかなり釣れる」、とはY名人の言です。

この時期、陽射しはまだまだ強いものの季節は間違いなく秋へと遷っています。ところがどっこい、筏周りには“チョウチョウウオ“類など南方系魚があちこちで小さな群れを作っています。日本近海では9月に最高水温を記録するのが一般的で、陸上に少し遅れて今が夏の盛りなのです。鳥の巣釣り場も生物相の点ではこれに準じています。

暖流によって北方に運ばれた南方系の魚は冬を越すことができずに死滅する運命です。これは“死滅回遊”と言われる現象です。ところが近頃は温暖化によって冬の海水温が上がり、越冬する魚種の存在がしばしばニュースに採り上げられてきました。温室効果ガスの一種である二酸化炭素の増加が海水の酸性化を進め、これが海水中の炭酸カルシウムの生成を阻害します。この結果、サンゴの骨格形成や貝類の貝殻形成に悪影響を及ぼすと指摘されています。一時問題になった二酸化炭素排出削減の動きが国民レベルで共有できず、意識が高まらないのが残念です。

南方系の魚は形態的に面白く色彩も鮮やかなため快心のワンショットを狙ってみたのですが、用心深く人影を寄せ付けません。そんな中でフグ類は海のカラスともいえる存在、人との距離が近いのです。写真のハコフグは毒を持たないため安心して食べることができる魚です。可食部は少ないけれどあっさりした白身。味噌焼き等で戴いた古い記憶があります。

採餌に夢中(?)の”ハコフグ“

釣り場でも色彩の鮮やかなベラ類などが揚がる機会が増えてくると推察します。

鳥の巣釣り場通信(2019-15)特別版

=入場料改定のお知らせ= みなさんこんにちは。平素は鳥の巣釣り場をご利用いただき有難うございます。    今般、鳥の巣釣り場の入場料は令和元年10月1日より以下の通り改定(値上げ)させていただきます。 当漁協では30数年間、入場料金を据え置き運営してまいりましたが、度重なる台風被害による補修・施設整備等の費用が重なり、釣り場事業の運営に支障をきたす事となりました。 つきまして、やむを得ず下記の通り入場料金を改定(値上げ)させていただきたく、お知らせ申し上げます。 記 入場者区分 改定前の料金 改定後の料金...

釣果情報(9月1日)水温27,0℃

上 瀬 様 1番 チヌ46cm1匹・アジ20cm2匹 松 本 様 6番 アイゴ5匹 青 江 様 10番 チヌ29cm1匹 小 松 様 11番 アジ20cm6匹・シオ20cm2匹...

鳥の巣釣り場通信(2019-14)

=令和元年の夏が往く >>>・・= みなさんこんにちは。平素は鳥の巣釣り場をご利用いただき有難うございます。 台風10号が豊後水道を北上。釣り場にとって大きく西偏のコースと微かに安心したところ、一転、爆風というほどでなくとも長時間に及ぶ暴風で釣り場の筏に被害が発生し、補修のため数日間釣り場の閉鎖を余儀なくされました。現在も南方海上で台風発生が続いており、次々と来襲する台風に8月下旬から一月ほど筏の損壊→補修 →損壊→補修 →損壊→補修、を繰り返していた昨年の悪夢が頭を過ります。 台風10号が残した傷跡(2019年8月)...

鳥の巣釣り場通信(2019-13)

=バードカイト、鳥脳を制するか?=  みなさんこんにちは。平素は鳥の巣釣り場をご利用いただき有難うございます。  台風3号が入梅を促し、台風5号の通過が梅雨明けの契機となりました。どちらの台風とも西日本に大雨をもたらしました。これで本格的な夏の到来かと構えた矢先、台風6号が紀伊半島の東岸を駆け抜けていきました。しばらく暑い日が続いたと思いきや、追い打ちをかけるように8号が西日本へと進んでいます。昨年は相次ぐ台風に釣り場が大きなダメージを受けました。今年は穏便にと願うのみ!!...

鳥の巣釣り場通信(2019-12)

=ハマボウの咲く内湾=  みなさんこんにちは。平素は鳥の巣釣り場をご利用いただき有難うございます。  台風5号の進路と余波が心配ですが、梅雨明けはもう少し先になりそうです。田辺湾奥の静穏な海岸縁でハマボウの花が咲いています。この木は和歌山県では準絶滅危惧種に指定されております。古老によれば、かつて内ノ浦湾奥にもハマボウの群落があったが、昭和の南海大震災に伴う大津波で全滅したとのことです。その後、内ノ浦干潟公園の整備に伴って群落の再生が試みられてきました。...

鳥の巣釣り場通信(2019-11)

=Old Generation, Old Style!=  みなさんこんにちは。平素は鳥の巣釣り場をご利用いただき有難うございます。  近畿地方に入梅を招いた熱低が台風となって足早に潮岬沖を駆け抜けていきました。幸い釣り場周辺では風・雨ともに目立った被害はなく、干上がりつつあった田畑に水を補給してくれたのは何よりでした。ところが一転、その後の活発な前線の活動が西日本に豪雨をもたらし、予断を許さない状況がしばらく続きそうです。...

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