鳥の巣釣り場通信(2021-06)

= 海の中にも季節の替わり目が =

 

みなさんこんにちは。平素は鳥の巣釣り場をご利用いただき有難うございます。

新年度に突入しました。釣り場から遠望できた山桜は急速に里山の新緑に溶け込み(黄砂でかすんでいるせいではありませんよ)、既に季節はソメイヨシノに替わっています。周辺では田植えの準備が急ピッチで進んでいます。また大潮の鳥巣海岸は磯遊びの人で賑わう等々、いつもと変わらぬ季節の風景です。

海水温は北風が強まると一時的に下振れするものの、直近は20℃を覗うまでに上がってきました。透明度は冬季より下がり、その色調は藍から緑色に替わってきたようです。これは悪い兆候ではなく、“春のブルーミング”といわれる海の基礎生産を担う植物プランクトンが繁殖したためと推察されます。地元のベテラン漁師曰く、「いい具合の透明度になってきた」。

海の中に目をやれば、モク類が顕著に減少し、今はフクロノリが主役として海底を覆っています。海の底から立ち上がっていたモク類は流れ藻となって海面を漂い、一部は海岸に打ち上げられています。蛇足ですが、北西大西洋には浮遊したホンダワラ類が集積する海域があり、サルガッソ海(=ホンダワラの海)と呼ばれています。釣り場周辺では波打ち際に沿って赤潮と見紛うばかりの赤色の帯が延びています。晩春~初夏に特有の現象で、大潮時の低潮によって干上がった海藻から色素が溶出した結果と想われます。

三月のチヌ類は二歩進んで三歩後退といった状況で、釣り台や日毎に好・不調の波が大きく振れました。それでも3月を通じて0.9尾(一人あたり)で、25~45㎝の小・中型サイズに混じって50㎝超えの大型魚もしばしば顔を見せ、今後に期待を抱かせる成果が出ております。その他、良型のマダイもポツポツと姿を見せています。天然マダイの色彩は鮮やかですね。釣果が幾分乱高下しているものの、釣りの醍醐味を味わうには良い時期ともいえます。

 Mさん曰く人生初の快挙(20021年6月)

この時期、陽射しの強まりに伴い紫外線も気になってきます。先ごろ、釣り場では釣り台にテント屋根が揃いました。テント屋根の整備は永年の懸案であったのですが、様々な理由から遅れていたものです。日除け・雨除けの他、お客さんの安全確保にも効果を発揮するものと期待しています。その一方、テントが風を受けるため釣り台が揺れやすくなる他、竿の穂先をあてて損壊するといった事故も起こり得るため十分ご注意下さい。また台風来襲等で強風が予想される場合には早めに畳み込む場合があるのでご理解をお願いします。

 整備が済んだ釣り場のテント屋根(8番から12番釣り台)

入学・異動等で組織の陣容が大きく変わる時期です。現在、血液型で性格を類型化する“血液型性格分類”は科学的には受け入れられていないが、心棒者は一定数いると推察されます。日本人の血液型はA>O>B>AB型の順で多い。蛇足だが、アメリカのインディアンは圧倒的にO型が多数らしい。宮仕えをしていた当時、私の周りでは何故かB型が多く、ABがこれに続き、多数派のはずのAやO型が相対的に少なかったと記憶する。ある職場の部門では80%以上の職員がB型で、さらに早生まれが70%を超えたことがあった。平たく言えば部門職員の大多数が早生まれのB型だったのである。人事の塩梅にしては出来過ぎた珍現象と感動したが、今はどうなっているのか・・・・?

鳥の巣釣り場通信(2021-05)

=卒業 旅立ちの時 2021年バージョン=   みなさんこんにちは。平素は鳥の巣釣り場をご利用いただき有難うございます。 ユキヤナギが小ぶりの白い花を付け満開となっています。里山のあちこちに白~薄いピンクの点描が望見されます。山桜が咲き始めています。時同じくソメイヨシノの開花が宣言されました。陽射しの強い日の釣り台は汗ばむほどとか。寝ころぶお客さんも現れ、本格的な春の到来といえます。 紀南地方の早春の味覚...

鳥の巣釣り場通信(2021-04)

=海の中に春の兆し=   みなさんこんにちは。平素は鳥の巣釣り場をご利用いただき有難うございます。 紀南は梅花の盛りを過ぎました。釣り場周りの浅場に海藻類が繁茂してきました。世界最大の海藻ジャイアントケルプは一日に50㎝以上成長するといわれるが、釣り場周りのホンダワラ類もいつの間にか大きく育った印象である。そして田辺湾奥はヒロメ漁の季節へと遷っています。そのヒロメ、今年は白浜周辺で生育良好とのうわさが漏れ聞こえてきました。...

鳥の巣釣り場通信(2021-01)

=未来への一歩 2021年始動=   みなさんこんにちは。平素は鳥の巣釣り場をご利用いただき有難うございます。 年末年始は北風が吹き荒れる厳しい寒さでした。強い北風は作業の妨げになる一方、目に見えない複雑な動きを紋様として海面に描き出している。興味深い光景である。ヒイラギが赤い実をつけています。これは雌雄異株で少し細い葉っぱが雌株と聴きました。小鳥は同じような実でも隣に生えたナンテンを好む印象をうけたのですが、単なる錯覚かもしれません。...

鳥の巣釣り場通信(2020-23)

=2020年の瀬 過ぎ去るものは追わない=   みなさんこんにちは。平素は鳥の巣釣り場をご利用いただき有難うございます。 生垣に山茶花、路傍に水仙や、日溜まりのよい庭にアロエが咲いています。いつの間にか冬の準備が整っていたようです。水仙は極東の固有植物だと信じておりましたが、原産地は地中海らしいですね。...

鳥の巣釣り場通信(2020-22)

=住民が創る田舎の風景=   みなさんこんにちは。平素は鳥の巣釣り場をご利用いただき有難うございます。 北国から雪の便りが届いています。紀南の地においても冬の到来を報せにきたかのようにひらひらと舞う雪虫が自宅の庭で散見されました。例年なら釣り場の朝はストーブが必要なほど冷えるのですが、今年は結構我慢が利く温度です。従ってこの11月は全般的に暖かめで経過したことは間違いありません。...

鳥の巣釣り場通信(2020-21)

=老兵たちの奮闘 将来への架け橋?=   みなさんこんにちは。平素は鳥の巣釣り場をご利用いただき有難うございます。 紀南地方の里山にも色づいた木々が散見されるようになりました。ニュースが採りあげるあの燃えるような紅・黄葉はありません。あくまでも控えめな紀南の秋風景です。代わって熟した実をつけたミカンの木々がアクセントを添えています。...

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