=老兵たちの奮闘 将来への架け橋?=

 

みなさんこんにちは。平素は鳥の巣釣り場をご利用いただき有難うございます。

紀南地方の里山にも色づいた木々が散見されるようになりました。ニュースが採りあげるあの燃えるような紅・黄葉はありません。あくまでも控えめな紀南の秋風景です。代わって熟した実をつけたミカンの木々がアクセントを添えています。

水温は20℃を前後していますが、寒波襲来に伴って下振れします。ほぼ昨年並みで、透明度はやや低め傾向にあります。11月前半のチヌ類は小・中型魚主体に1.6尾(一人当たり)となり、これまでのところ前月並みの数字を維持しています。アジ類は先月末の爆釣後に一週間ほどすっかり喰いが止まっておりました。アジハンターTさんの果敢な挑戦を契機に、現在は十数匹~数十匹と徐々に姿が戻ってきております。しかし魚影は相対的に薄く群れの滞留時間も限られています。

アイゴは11月の声と共にシーズン終了になった模様。しばらくは拾いの魚で数匹程度の顔見世程度でしようか。ポツポツ揚がっているオオモンハタの幼魚もこの先長くは続かないと推察します。

釣り場では季節の風物詩、マガキの収穫作業がはじまりました。昔ながらの人海戦術です。この作業のため歴戦を潜り抜けた老兵たちが集まってきました。農業同様、年々平均年齢が上がっていきます。若者をリクルートして未来へ希望と安心をつなげたいものです。何人かの老兵は年末・新年に孫を喜ばせたい気持ちをモチベーションに奮闘しています。

上記作業はウイークディを予定しておりますが、お天気次第の面が強く、進捗状況によって順次使えない釣り台がでてきます。予めご承知置き下さい。

さて肝心のカキの出来具合ですが、作業開始時とすれば昨年より下記殻が厚いというのがこれまでの印象です。

カキの収穫作業に奮闘する老兵軍団