=令和4年の幕開け=

 

みなさんこんにちは。平素は鳥の巣釣り場をご利用いただき有難うございます。

令和4年の幕開けです。今年も鳥の巣釣り場をどうぞ宜しくお願い致します。

 

冬枯れの里山を背景に釣り場の直近水温は年末に襲来した寒波以降15℃を下回ったまま経過しています。透明度は高め基調ですが、荒天の後は巻き上げで濁りが出ます。

12月のチヌ類は25㎝前後主体に4.2尾(一人あたり)で、この季節としては数が稼げました。ただし、小型魚が多いこともあってチヌが命のベテランにとっては諸手を挙げて喜ぶるレベルには無かったようです。そうした中、Aさんがこの時期にしては良型の44㎝を取り込んで気を吐いたのが我々にとっても救いでした。

アジ類は“青”の20㎝前後が主体で数匹~10数匹。釣果に日変動がありました。アジと云えば、ベテランハンターのTさんがしばらく釣り場から遠ざかっているのはやや気掛かりです。

概して12月は後半以降荒天に見舞われる日が多かったため釣りには厳しい条件となりました。新年はどういう展開になるのか期待半分、心配半分の状況です。

通路の先に新年の朝日を浴びる建設中の釣り場新事務所

この2年程は新型コロナに揺れました。社会・経済活動に大きな影響を及ぼしています。世界の津々浦々にこれ程大きな被害を及ぼすようでは生物兵器として使用するにはあまりにもリスクが大きすぎます。このため兵器のリストから外されたのではないかと疑っています。

今また新たな変異株“オミクロン“がじわじわと市中に拡がってきました。過日テレビを見ていたら専門家と云われる人が感染者数の推移を示すグラフを持ってワクチンの接種効果との関連性について解説していました。が、私には感染者数の増減とワクチン接種率の間に明瞭な関連が読み取れませんでした。むしろ関係の薄さを証ているのではなかろうかとさえ。

新たな変異株によるブレークスルー感染の増大がイスラエルを4回目の接種に駆り立てています。ワクチンは「決定的に局面を変える“ゲームチェンジャー”」と喧伝されていたはず。ワクチン接種が無意味とまでは申しませんが、「これじゃ当面、変異株が出るたびに接種しないといけないじゃないか(プンプン)」と慨嘆するのが一般庶民の感覚である。

他方、ワクチン接種率が低い南アフリカでは感染が減少局面に転じたと言われています。インドの先の感染者数の減少もワクチンの接種率とは密接な関連が見いだせないようだし・・・。今般のコロナウイルスの感染者数はかなり規則正しい周期性をもって増減しているように見受けられます。コロナウイルスの増減をコントロールする“ファクターZ”が存在しそうな気がします。さらに問えば、旧い変異株は何処へ行ってしまったのか?

感染予防の観点から見れば確かに専門家諸氏のおっしゃる通りなのでしよう。確かに接種者の重症化防止効果は高そうです。けれども我々は戦う相手のことをきちんと理解できていないのは確かなようです。今回のコロナ禍は好む好まざるに拘わらず“専門家の限界”と“政治家の力量”を炙りだす役割を果たしたと云えます。

さて令和4年、どのような年になるのでしようか?? 図らずも目が覚めた深夜のラジオからキロロの唄が耳に飛び込んできました:「足元に貴方の歩む路、その前には貴方の未来が視えるはず~」(大意)。皆さんにとって佳い年になるよう願う次第です。