=5月の雨は冷たくて・・=

 

みなさんこんにちは。平素は鳥の巣釣り場をご利用いただき有難うございます。

長期予報に拠れば、どうやら今年は梅雨入りが早く五月晴れの澄み渡った空を眺める日が少なさそうです。知り合いは「晴れ渡った5月の田辺湾はPCの壁紙にしたいほど素晴らしい」と云っていたのに残念。確か7年前の5月も雨がちな年回りであったと記憶します。そこにきてラニーニャの発生が報じられました。大雨と猛暑の到来が懸念されます。梅の収穫作業が始まったばかり。難儀しそうです。

直近の海水温は20~21℃前後で推移しています。透明度は頻繁に続く降雨の影響で低めとなっており、特に大きな雨のあとは濁りが回復するのに2、3日はかかっています。昔より濁りが強く、土砂流入が増えた印象を受けますが、これは周辺の開発と無縁でないはず。

5月前半のチヌ類は0.25匹(1人当たり)となっています。この要因の一つは大型連休を中心に対象魚に拘りがない一般のお客さんが入場されたためと理解します。しかし、チヌがやや低調だったのは事実です。今後、サイズが小さくなるものの数は増えていくと推察しています。他方、水温上昇と共にグレの釣果が上がってきました。

アジ類は、大きな爆釣はなく片手~両手前後に留まっています。数は少なくてもわりと型が良く、中には40㎝近い大物の記録もありました。

アイゴは1,2尾程度と苦戦が続いています。姿が見られても喰いつかないようです。先方も永年の闘いで知恵がついてきたのかしら。

 職場体験の中学生を迎える(2022年5月)

太田裕美のヒット曲に「9月の雨」があります。我々の年代には懐かしい曲です。ところで(老人ボケかもしれないが)頭の中では「5月の雨は・・・」と微妙な混乱をきたしているのです。この季節の雨も結構冷たいから現実感覚としては合致するし、何分に口調が合っている。時々、「本当はどちらが正解だったのか」と迷う。そういう際は英語詞の部分“September Rain…”が確認ポイントになる。”May Rain…”ではリズムが採れないから。

ちなみに英語で他の選択肢を探すと第一は”December…”だろう。但し、これには問題が二つある。先ず、日本語のフレーズ“12月”ではリズムに乗れない(“師走”ならややまし)。そしてこの曲が暗意する「(当人は車中にいるようだけど)雨が心の襞に滲み込んで澱を洗い流しています」、といった微妙なニュアンスが失せる。初冬12月の雨は冷たすぎて心まで凍ってしいそうだ。もっとも、「なんくるないさ、沖縄なら」とか「北国なら完全に生き死にの問題だべや」とか「北海道は雪だから厚着すれば大丈夫っしよ」、などの意見がでるかもしれない。

松本隆・筒美京平の黄金コンビ(+音楽プロジューサー)もあれこれ思考し、「この部分はこうしたほうが・・」とか相談しながら(阿吽の呼吸だったかもしれないけど)地域的なカバーリングをも考慮しつつ最適解を導いた気がする。楽曲つくりも料理に通じる一面がありそうだ。

「自転車通学の中・高校生が雨の中を濡れながら帰宅する姿が目につく」ということを以前記した。最近の若者は雨に濡れるのがそれ程嫌ではないのですね。この現象に関係して気づいたB級情報を列挙しますと:1)登校時からチャレンジする生徒はいない、2)生命を脅かさない程度に暖かい時期に限られる、3)走りにくい旧道は通らず最短コースを選択、4)男女差はなさそうだ。科学的に検証したわけではありません、念のため。

先日、釣り場に職場体験の中学生を迎えた(生憎雨でした)。若くて元気がよく、免疫機能も高そう。とはいえ、コロナ禍にあっては風邪などひくと面倒だから気を付けるように・・・。