==さび付いた脳に油を差す==
みなさんこんにちは。平素は鳥の巣釣り場をご愛顧いただき誠に有難うございます。
里山は新緑が鮮やかです。鳥の巣半島の水田は田植えが終わりました。そこでシラサギが餌をついばんでいます。景観としては真に映えるのですが、彼らは植えたばかりの早苗にダメージを及ぼす厄介者の一面を持っています。兵庫県のコウノトリや佐渡のトキも同じような状況を招いているのではないかと密かに同情しています。
釣り場の水温は月末に20℃を超えました。しばらくこの水準で微変動すると予想します。
海の色は引き続き碧緑色で透明度は中位です。ミズクラゲは消失若しくは消失傾向と推察されます。この時期には海草から溶出した色素に因るとみられる赤変水が干潮後の波打ち際に顕われるのですが、今年は未だ確認できていません。
4月のチヌ類は0.35匹(1人当たり暫定値)とやや物足りなさを感じます。何分、高水準を堅持していた昨年や一昨年に比べると低位ですから。但し数が少ないながらも40㎝超えの良型がしばしばしば揚がっており、今後の恵みに期待しつつチャレンジして頂ければ・・。
アジ類もチヌにならって好不調の波が目まぐるしい状況は先に記した通りです。と云ってもチヌ類よりハンター達の満足度が高そうです。
アイゴはプロ筋が道具の調子を試しつつチャレンジしています。しかし、まだ成果が期待できる段階に至っていない模様。こちらも昨年に比べてシーズンインが遅れていま。
タカラ貝(事務所の宝??)
車の後部ドアに“baby in car”と書かれたステッカーを貼った車を目にすることがあり、「赤ちゃん/幼児が乗っているから安全運転に協力してね!」というメッセージと受け取っています。
(目くじらを立てるような問題ではありませんが)かねてより英語として少し違和感を覚えていたので、「こういう類の質問はAI嬢が得意に違いない」と想って問い掛けたところ、「英語圏では通常”baby on board”と云い慣わす」と間髪をおかない回答。つい最近、この稀なサインボードを掲げた車も実見しました。「お主、分かっているな!」と感心した次第(偉そうにも)。
地区の行政機関では毎年水質や底質などの海洋環境調査を実施しており、漁協では船を出して協力しております。このような船を用いた調査を “on board survey/research” 或いは”samples were collected on board”といった云い方をするので幾らか馴染みがある言葉です。尤も”on board”という語彙には本来もっと大きな船舶がイメージされているようです。
蛇足ですが、飛行機の乗務員を”Crew”、 搭乗券を“Boarding Pass”と呼びます。これは船に由来する語で、イメージがそこから派生したからです。かつては”飛行船“と云う乗り物もありましたね。1960年頃には日本の空を宣伝用の飛行船が飛んで(浮かんで?)いたのを目撃した記憶があります。
でもどうでしようか、”baby in car”は英語の慣用表現でないとしても、日本人には”baby on board”より意図するところが伝わるのでは・・・? 仮に伝達力だけに着目するなら、そして日本人なら、”乳・幼児乗車中“の方が好さげです。一方で「外国人居住者は日本語が苦手!」といった意見もあるはずで、万人を納得させるのはなかなか難しい。それならば、日本お得意の”絵文字“ や ”ピクトグラム(図記号)”はどうかしら・・・?
ゴール直前に横道に逸れますが、ネットニュースを眺めていると基礎的な算数の計算問題とか英語の言い回しや意味を問う大人の教養講座的コンテンツが挿入されています。近頃この類の問題例にはまっています。学校へ通って学び直すほどの意欲はないので、こうして脳みそにちょいちょい油を差しています。