===食べものにまつわるあれこれ===
平素は鳥の巣釣り場をご愛顧いただき誠に有難うございます。
つい先ごろまで香を放つ植物があちこちで観賞されたのですが、既にシーズンが終了した模様です。夜明けと共に甘い匂いの消え去った田舎道を軽トラが車列をなして畑へと向かっています。多くは梅取り軍団、ごく一部がビワ農家でしようか?
近隣の梅は先月に発生した雹被害で大打撃を受け、産地の加工屋さんは「梅が手に入らないから暇」と嘆いていました。これに対してビワは豊作です。値段もそこそこで好調な様子。近所のスーパーでは大サイズとはいえ一粒辺り100円の値札が貼ってあって驚きました。
五月中頃、隣の池田湾で岸辺に沿って赤潮が観察されました。内ノ浦湾でも小規模な赤潮が発生し、現在も午後になると濃緑~黒つぽい水塊に覆われます。海上から視る海水は粘性を帯びており、密なプランクトン集群の存在が推察されます。
釣り場の水温は4月後半に20℃を超えたものの、大型連休頃から肌寒い朝が続き、19℃台で足踏みしている状態でした。これが月半ば頃から上昇に転じ、直近は概ね21~22℃台をベースに微変動している状態です。
透明度は懸濁物が増えてきたためか低位となっております。
5月のチヌ類は0.65尾(一人当たり)でした。サイズとしては30㎝台のものが増えてきた印象ですが、好調日には40㎝台が複数、さらに50㎝超えも揚がりました。
アジ類は豆アジ主体で型の良いのは稀となっています。厄介なのは子サバが増え、多くの釣り人を悩ましています。
アイゴはベテランが粘り強く挑戦中。釣果としては片手~両手前後というところです。

珍しい光景の御裾分け(竹林の一斉枯れ死)
淡竹(はちく)が全国で一斉に枯れているとの報道が流れていました。120年に一度ぐらいの周期でこうした現象が起こるとのこと。この近隣でも茶色に替わった竹林があちこちに観られます(写真参照)。
我が家の竹林も例に漏れず枯れてしまいました。このためかタケノコがまったく収穫できず、です。
竹類は地下茎を通じて一本一本繋がっています。従って遺伝的に同質なクローン集団といえます。地上部分だけでなく地下茎もダメージを受けているため一斉に枯れる結果になるのでしよう。タケノコは竹林の中より縁辺部でよく出る傾向があります。勢力を拡げていくために必要、と考えれば理に適っています。その勢いに陰りが出ている状況です。
ただ専門家に尋ねたところ竹林には異質の遺伝子グループが混じっている場合もあるとのことで、これが枯れた竹林のなかに数本みられる淡い緑の竹なのかもしれません。であれば、竹の成長はすこぶる早いので、竹林の回復は案外早いのかもしれません。でも枯れた竹の始末は大変ですよ。
さらに我が家にとって不都合なことはフキの出来も悪く、季節の味覚として食卓に上るはずの食材の代表が全滅状態です。
ちょっと横道に入りますが、白浜のA-ワールドはパンダロスに揺れています。そのパンダは栄養価の低い竹を食べてあれだけの身体を維持しております。しかもパンダの解剖学的特徴は消化管も含め草食動物よりも肉食動物のそれに近いのです。不思議ですね。
以前、飼育責任者に「パンダは竹を高栄養に変える仕組み、例えば特殊な腸内細菌叢が効率的に機能しているとか、あるいは消化酵素に秘密があるといった特別な機能を持っているのでしようか?」と尋ねたところ、「PCR検査なども行ったが、これまでのところ特別なものは見つかっていない」との回答でした。
同施設の別の関係者(幹部OB氏)に、「白浜のパンダの高い繁殖率はタンパク質系の餌も混ぜて与えられているからではないですか?」と投げかけてみました。その返答は、「はっきりしたことは識ないが何か丸いものを・・」でした。前のめりながら、「○○・・」部分に公にできない秘密があるのではないかと疑っています。
何故こういう質問をしたかと云えば、名古屋港水族館は人工飼育下で初めてオキアミを産卵させることに成功した施設として有名ですが、それは一般論に反して植物食と考えられていたナンキョクオキアミに動物系の餌を与えたことが成功の鍵であったからです。タンパク質は繁殖活動を促すと云いますから。近頃は医者や栄養士もこぞって「たん悪質が足りないよっ高齢者、もっとタンパク質を・・・」と唱えております。
さて大相撲5月場所が終了しました。田舎の年寄りたちは相撲ロスに陥っています。私も好角家と名乗るほどではないまでも、近頃の土俵勝負は面白いと感じています。個人的にはあれこれ気になる点はありますが、番付終盤に大判振る舞い(?)される莫大な賞金。有体に云ってこれは「ちょっと度を越していないかスポンサー諸君!」。
知恵を絞って一定額を子ども食堂なりへ寄付できないのかしらん」と気をもみつつ終盤の土俵を眺めていました。