=令和のスタート 貴方の未来予想は・・=

 みなさんこんにちは。平素は鳥の巣釣り場をご利用いただき有難うございます。

 鳥の巣半島は先月末のまとまった雨が天恵となって一気に青田に替わりました。郷のビワ畑で出荷が始まり、梅の収穫も間もなく。田辺湾内に目を転じれば、浅場に漂うのはウニやツメバイ漁の小舟です。

 釣り場の水温は4月後半より上昇傾向に転じ、一時は20℃に到達したもののその後はやや足踏み状態が続いています。これでほぼ昨年同期並みの水準といえます。4月のチヌ類は月後半にブレーキがかかり平均で0.5尾(一人当たり)となりました。それでも昨年や一昨年に比べれば明らかに好漁でした。「底上げしたのはおいらだ、おっほん!」という方が少数いる一方で、「釣れただけましか!?」、「ちぇつ、全くダメだった!!」と人知れず悲嘆にくれる大勢がいるはず。あるベテランのチヌハンターは(そしてアジハンターも)「今後2,3週間は低空飛行が続くだろう!?」と予想しておりした。確かに過去2年のデータはこの発言を裏付けています。しかしながら想わぬ好漁が続いた今年の春先のように、自然はしばしば我々の予想を裏切るのです。チャレンジの価値が必ずあるはず。何より、予想した御本人が足しげく通って成果を残しているのです。

 薫風薫るある日の良・大型チヌ釣果:おっほん釣り人は匿名ということで・・・!

 釣り場にサバの稚魚が湧き、閉口している嘆きの叫びが聴こえる一方、これを餌にヒラスズキを狙う方もおります。運もあるとはいえ、アジ類も釣り方を工夫すればそこそこの釣果が見込めそうです。また、先の連休中に令和初のアイゴが記録され、シーズン到来を待ちわびていたアイゴハンター達がうごめき始めています。ただし、喰い付きは弱含み。

 さて、新しい元号の下に動き始めた日本。野球の如くスタートダッシュが重要なのか引き際に有終の美を飾るのか?? 「将来はああだこうだ!」と一部の技術者や社会・経済学者が予想立てしています。至近未来の予測はある程度可能としても地史や天文学的事変を含めて50年、100年後の世界を正確に見通すことは(ある種の宗教家を除けば)我々の能力の及ばざるところです。

 生物がこの地球上に誕生して40億年弱。その長い歴史を通じ、灼熱地獄や全球凍結など幾多の困難を乗り越え連綿と命を繋いできました。驚くべきことに一度も途絶えることなく。この先、惑星が消滅でもしない限り未来へと受け継いでいくでしよう。人間が主役を張り続けることはないとしても・・・。

 

 この時期の釣り場でしばしば見られる一時的な変色水:原因は??

===ご注意===

 最近、釣竿を海中に引き込まれる事例が多発しています。皆さん、竿の確保は慎重に!!