=Time goes by・・・令和の年の瀬=

 

みなさんこんにちは。平素は鳥の巣釣り場をご利用いただき有難うございます。

12月初頭の寒波に紀南の地も凍えました。軌を一に釣り場の水温も15℃を下回りました。その後の好天で上振れし、直近は16~18℃で推移しています。12月前半のチヌ類の釣果は30㎝以下の小型魚主体に0.8尾(一人当たり)で、30㎝越えの良型を見る機会は減りました。手のひらサイズのヘダイは多数。また、アジ類は青・赤混じりの小型サイズ主体にそこそこ揚がっているものの、30㎝に迫る良型は数が減った模様。昨年に引き続き、岸側の筏周りで小アジの群泳が確認できます。但し、養殖かごに突入した個体はまだ確認できていません。

 

鳥の巣釣り場における小アジの群泳

今年も余すところ数日になりました。毎年恒例のセリフですが「何度でも何度でも云うよ!」。 若い頃は「もう正月がくるのか。また、あちら側へ近づいてしまう」といった感傷とは無縁でした。ある年齢から一年がやたらと早く感じられるようになってきました(でも一日が長いのですよね)。この感覚は地域、国を問わない共通の感情と考えられます。

この一年、皆さんの周りや身の上には悲喜こもごも、様々な出来事や想いが去来したことと推察します。気持ちをリセットするために、新たな抱負に向かって滑走するためにもこうした機会は人間にとって不可欠なのでしよう。そうであればこそ民族を問わず普遍的なイベントになっているのです。

平成と令和の橋渡しとなって今年、当釣り場のご愛顧を深謝するとともに何方様も佳い年をお迎えくださるよう祈念致します。どうも有難うございました。

PS マガキの生産量が極度に落ちたため皆様のご希望に叶えられそうもありません。しかし、このような不作は過去にもあったようですが、原因が掴めないのは残念です。アコヤガイ(=真珠貝)の大量へい死が主要産地から報告されています。こちらも気になる現象で、注視が必要です。