=季節の変わり目=

 

みなさんこんにちは。平素は鳥の巣釣り場をご利用いただき有難うございます。

鳥の巣半島の水田は収穫作業が終わりました。この夏は酷暑でしたが、稲作農家にとって一般論として作業条件は悪くなかった、と言えました。9月に入っても残暑というにはあまりにも強烈な陽射しですが、時代の変わり目を総理の辞任ニュースで、さらに季節の変わり目を台風の列島襲来で感じ取っています。

釣り場の水温は30度を微妙に上下している状況です。この夏の日本近海の海面水温が異例の高さと伝えられております。この釣り場に限れば、前半は梅雨明けが遅れた影響で低め、8月後半から気温の上昇と軌を一に上昇パターンに転じました。概して昨年よりはやや高め、ほぼ一昨年並みの水準です。直近は台風由来の降雨の影響で下がり気味です。

8月のチヌ類は1.3尾(一人当たり)で20~30㎝台の中・小型群が主体になっています。アジ類は小型サイズが数十匹。アイゴは期待を持ったら次は肩透かしの状況で、コンスタントに好調を維持できていません。先日来場のアイゴ釣り愛好家のHさんは、「名人たちが釣れないのでは無理。知り合いとコーヒーにする」と竿を出さずにピューと帰っていきました。先見の明といえばいいのか、或いは執着心が薄いのか・・・?? 釣り場全体としてサバ子とボラに苦労されているようです。

 Tさん2020年佳き夏の想い出

 台風9号が九州西方の海上を駆け抜け、すぐ後を10号が追っています。前にも記した通り、こういう現象を地元の年寄りは「台風の道が拓けた」と言います。一昨年の関西圏が当にこの状況で、ひと月余りの間に強力な台風が3個も通り抜けたのでした。

“盛者必衰の理”の通り、強烈な暑さをもたらしていた高気圧の勢力が弱まるに伴い台風の本州直撃パターンが増えてくるはずです。当然、釣り場の臨時閉場も予想されます(下記参照)。来場を検討の際に微妙な状況であれば事前に連絡を頂ければ幸いです。

 =臨時休場のお報せ=

スーパー台風10号が九州方面へ向かっています。台風の北上と共に東偏の傾向も窺えます。既に田辺湾内では波浪が強まっており、今後強風圏に入る可能性があるほか様々な影響が予想されます。これを受け、当釣り場は明日6日(日)~8日(火)まで閉場することを決定致しました。ご不便をお掛け致しますが何卒ご理解・ご了承下さい。